インドから帰ってきて1ヶ月
11月中旬の10日間、インド、ヴリンダーヴァンの寺院に滞在しました。
ムンゲルラージマンディルという寺院です。
秋田にいながら、バクティヨガ、バガヴァッドギーター、ヴェーダなどを学んでいるところなのですが、(キルタンはバクティヨガの取り組みの一つです。)、教えて下さっているジャヤーナンダ先生とキショーリーさんに導いて頂き今回の滞在を決めました。
ジャヤーナンダ・ダーサ師のご紹介(日本人のバクティ・ヨーガの師)
左から
ジャヤーナンダ先生
キショーリーさん
私
私は10年住んでいた仙台から、3年前に秋田に帰ってきました。仙台にいた頃アシュタンガヨガの練習をしていて、チャンティング(マントラを唱えること)に出会いました。そのチャンティングの時の空気感に強く心を惹かれて、マントラについて調べていた時にキルタンの存在を知りました。東京や仙台で私のキルタンの師、堀田義樹さんのキルタンを体験してから物凄くキルタンが大好きになり、秋田に帰ると決めた時、秋田でキルタンに参加する機会が無くなってしまうことに物凄く寂しさを感じ、「それなら自分でやろう!」と、そして運良くハルモニウムを購入することが出来ました。
そして購入と同じタイミングで私のキルタンの師である堀田義樹さんの「キルタンのリードをしてみよう」の講座が始まり、少しずつ私のキルタニスト人生が展開していきました。
ガネーシャ神にはじまりハレクリシュナマハマントラはもちろん、シヴァ神、グリーンターラなど他色々なマントラやキルタンを学び、秋田でも細々とイベントをたてて活動をしてきました。自分がキルタンをはじめて体験した時の何とも言えない感動を、1人でも多くの人と分かち合いたい、という思いだけで進んできました。
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今年の春先に参加したキルタンを学ぶ合宿が、自分と家族の転機となるくらい私にとって物凄い浄化の合宿でした。そして
「もう新しいマントラやキルタンを覚えなくてもいい」
と思ったのと同時に
「もっと深めたい」
という思いが沸き上がってきました。
もっともっと今あるものを深めたい。
(キルタンって本当に不思議で、その神様のマントラやシュローカを歌えば歌うほど、その神様が近くに来て助けてくれているような気がして、現に面白いシンクロや導きと思えるような出来事が人生に起こったのです。)
秋田という土地で、すぐに先生と会える距離にいない私は、頻繁にキルタンに参加することは出来ずとにかく1人で歌うしかありませんでした。
でもお陰で、1つのマントラを繰り返し取り組むということが出来たんだと思います。
でももっともっと深く神様について知りたい、と思い始めました。
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そんな流れの中で、ジャヤーナンダ先生の哲学講座が秋田で開かれる、とのことで、参加しました。
そこで私がした1つの質問の回答がとても衝撃的で、その場で横たわりたいぐらいの衝撃を受けました。
その時既に、ヴリンダーヴァンへ行く事を決めていたのですが、そこからは自分の葛藤との戦いでした。
恐れもありました。(エゴまみれの恐れ)
結果からいうと、全部、ぜーんぶ守られていたんだな、という事が分かりました。
キルタンに出会って、先生にキルタンを習い続けここまで導いて頂いた事、そしてヴリンダーヴァンに来たこと全てです。
恐れて動くのをやめていたら、ずっと恐れのまま、更に後悔もしていたかもしれません。
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ヴリンダーヴァンの滞在から1ヶ月、まだまだ浄化も続き、全くアウトプット出来ずに居ましたが、1ヶ月が経ってこれまでの色んな事がようやく繫がってきて、感謝が溢れてきました。
特に、キルタンの本場インドでキルタンを体験したことで改めて、
ここまで日本で広められている先生である義樹さんへの感謝の気持ちが溢れています。
私は義樹さんがやってこられた土壌があるから出来ている。
義樹さんが費やした膨大な時間と経験があるから安心して取り組めている。
義樹さんという大きな後ろ盾があるからやれているんだということ。
それはもう一生レベルで忘れてはいけないんだ、と思いました。
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そして昨日はインドから帰ってきて初のキルタンの日でした。
ご参加下さいました皆様ありがとうございました。
安心して集い歌い食べる場があること、当たり前ではありません。
感謝してもしきれない魂の家族たち。
みんなであたたかい輪を少ーしずつ少ーしずつ広げていきたいです。
ディーレーディーレー
インドでの「ゆっくりゆっくり」という言葉
ディーレーディーレー
これからの秋田は寒い冬です。
キルタンで心をあたためて
身体はヨガであたためて
お腹はあいかけんであたためて^ ^
また元気にみんなで集えますように。
そこに貢献できますように。
1人でも多くの人と心を通わせられますように。
トゥナーダピー
全ての生き物に心からの敬意を
radhe radhe
藤原佳子
Ragani Priya